太平の世 piping time of peace 2005 2 11

 新聞によると、日本の国会は、
「政治とカネ」の問題で、泥仕合をしているそうです。
一方、国民は、サッカーの試合観戦に夢中です。
 いかにも、天下泰平の眺めである。
政治家も、国民も、「かごの中の鳥」なのでしょうか。
 今は、時代の端境期。
この二千年間で、これほどの時代は、そんなにありません。
そうした時代認識があるのでしょうか。
 現在、国内の政治や経済が、分水嶺の時期にあるだけでなく、
国際政治、国際経済、地球環境、どれも分水嶺です。
 わかりやすく言えば、
どちらかの選択が天国で、どちらかの選択が地獄です。
別の言い方をすれば、湖の氷の上を歩いているようなものです。
 今の地球は、あのタイタニック号に似ています。
あのタイタニック号では、危機が迫っているのに、
多くの人は、パーティーやダンスに夢中でした。












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